中谷(猪名川町)ガイドブック Online

中谷村 村名起源

本村を中谷村と稱(しょう)するは何等複雑なる理由も遠因もあるに非ずして、もっとも單純にして明瞭なる命名法というべき順序に起り、東方の一地區を東谷村とし又西方の一區域を西谷村と定むると同時に本村を中谷と呼ぶに決せしこと敢て蕪言(ぶげん)を弄するまでも無からん。

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昭和30年の合併まで猪名川町は六瀬村と中谷村に分かれており、同22年、新制の村立中学校が開校し、六瀬中は楊津・大島両小学校それぞれに併設、中谷中は中谷小学校に併設されました。  勉学しやすい独立校舎を求め、中谷村では中谷小の隣接地(上野字北畑)に用地を定め、工事の中断などの苦難を乗り越えながら、村の直営工事として同24年10月に落成、運動場は村民のべ1400人の勤労奉仕で同25年12月に完成しました。 
 六瀬村では位置選定に討議を重ねて笹尾字大作に同24年5月落成しました。校舎敷地や運動場の造成は、村民の奉仕により、また教員や生徒も川から砂利や砂を運んだそうです。
 同50年代からの人口急増などで中谷中は同56年に現在地に移転、平成2年には町内3つ目の猪名川中学校が誕生しました。役場駐車場には中谷小(同30年に猪名川小に校名変更)の記念碑が建っています。 藤岡 真澄さん「いながわの歴史」より 

「中谷ガイドブックonline」は「里山」をキーワードにした連載物としてテーマ毎に加筆を進めて参ります。

こども探検隊「樹術廻剪2」仲しい茸園レポ!

猪名川町の道の駅には、旬の椎茸が売られていて、今まで見たことがない「こんなプリップリの大きな椎茸あるんだあ」とびっくりして、猪名川には名産で猪名川椎茸があることを知りました。
今回は、地元猪名川で開園68年を迎えられ、原木椎茸栽培で有名な仲しい茸園の仲守園長に、里山を活かした椎茸作りについてお話をお聞きしました。
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