北雲雀丘緑地 現在までの経緯
面積28Haの「北雲雀丘緑地」は長尾連山の東端に位置し、釣鐘山・石切山と一体になった里山。
古くは火打石が切り出されたことから、「火打」などの地名が今も残る。
1960年代まで、花屋敷ゴルフ場・レジャー施設サンテド花屋敷ゴルフ場やプールなどのレジャー施設があったが、廃業後一帯は自然林に戻り、現在は昆虫・鳥・動物など多くの生き物が生息している。
娯楽施設閉鎖後、養蜂業者が蜜を集めるため植樹したハリエンジュが在来樹種を駆逐(ゴルフコース跡)2006年 市議会で取得決定。 2007年6月 URによる整備後宝塚市へ引渡し、市は保全緑地として位置づけ28haを取得 。
2008年兵庫県「里山ふれあい事業」助成金で基本整備決定
2009年基本整備実施
2010年5月 「北雲雀きずきの森」として正式オープン
活動内容
①整備活動:草刈・清掃・倒木処理
②保全活動:駆除木の除伐、貴重な動植物の保護、生物生息環境の保全
③利活用活動:自然環境を活用した遊び、農園活動、伐採木の活用(炭焼・薪利用・工作その他)
④自然体験学習:自然観察会、小中学校・一般の方へ自然体験学習の場提供と情報発信
きずきの森での利活用と保全整備の活動(きずな会)
保全整備活動の内訳
①遊歩道整備・住宅隣接地の草刈
②きずきの広場・みはらし台整備(クズの駆除、草地の保全)
③外来種駆除と跡地の整備(森の再生・草原の再生と維持)
④既存林の保全 ・倒木の処理、枯れ木の処理 ・枯れ木対策(松枯れ、ナラ枯れ、、、) ・育成と保護
利活用活動
1)自然観察会(森の生物多様性状況観察と保全整備活動への反映)
2)農園
①福祉農園 障害者福祉施設の野外活動支援《月1回》
②ハーブ園・自然農園 (自然食材・自然農法の体験)《月1回・8回》
3)木の加工(自然とのふれあい)
①バードカービング《月2回》
②グリーンウッドワーク(森の伐採木、倒木など木工加工)《月4回》
③炭つくり 《年5~10回》
④チェーンソーアート
4)環境学習の支援《年3回》