北雲雀きずきの森きずな会
きずきの森「保全整備人材養成講座」
受付は終了しました
※この講座は一般財団法人自治総合センター令和6年度環境保全促進助成事業の助成を受けて実施しています。
「北雲雀きずきの森」の人材育成講座ー生物多様性を考えた保全整備のあり方 | ||||
~貴重な「まち山」を次世代へ~ | ||||
講義内容/テーマ | 講師 | 実施月日 | ||
1 | きずきの森の現状 | 05月12日 | ||
1)植物生態学の基礎 | 服部保 | 兵庫県立大学名誉教授 | ||
2)きずきの森(里山放置林)の現状と植生管理の方向 | 上田萌子 | 大阪公立大学生命環境科学研究科准教授 | ||
3)きずきの森の植生観察(午後) | ||||
2 | 植生調査 | 05月26日 | ||
1)植生調査の意義と方法 | 服部保 | 兵庫県立大学名誉教授 | ||
2)植生調査実習 | 栃本大介 | 神戸女学院大学講師 | ||
3)植生調査結果の解析実習 | 上田萌子 | 大阪公立大学生命環境科学研究科准教授 | ||
3 | 作業の基本 | 福田正 | NPO法人ひょうご森の俱楽部 | 06月16日 |
1)保全作業の安全性の担保(服装、装備、用具の使い方等) | ||||
2)伐採実習 | ||||
4 | 草原管理、チガヤの民俗学的、文化的側面 | 服部保 | 兵庫県立大学名誉教授 | 06月30日 |
1)草原の分類と各草原の特色 | ||||
2)草原管理の方向 | ||||
3)チガヤ草原の歴史・文学・民俗(ちまき、とま、ちのわ、ちまきうま) | ||||
5 | 植物の基礎的知識ー植物の生存戦略、植物と昆虫との関わり | 飯島 昌 | NPO法人野生生物を調査研究する会 | 07月21日 |
1)植物についての基礎知識 | ||||
2)植物と昆虫との関係 | ||||
6 | きずきの森の地形、地質と防災 | 加藤茂弘 | 兵庫県立人と自然の博物館研究員 | 10月20日 |
1)きずきの森から周辺地域の地形、地質の成り立ち | ||||
2)現地学習(地形、地質、土地利用、問題点) | ||||
7 | きずきの森の生き物ー目立たない生物について | 大沼弘一 | 兵庫県自然保護協会理事、調査部長・神戸支部長 | 11月10日 |
1)生息する種とその生活環境、ライフサイクル | ||||
2)セトウチサンショウウオについて | ||||
3)土中環境ー土壌微生物とその働き | ||||
8 | 防災を考えた森づくり | 山瀬敬太郎 | 兵庫県立農林水産技術総合センター森林林業技術センター所長 | 12月08日 |
1)防災の観点から見たきずきの森とその周辺 | ||||
2)防災を考慮した管理と整備 | ||||
3)生物多様性を考慮した水環境の整備 | ||||
9 | 植生管理の基本的方向 | 服部保 | 兵庫県立大学名誉教授 | 01月19日 |
1)植生管理のまとめ | ||||
2)現状の保全整備活動の発表 | ||||
3)きずきの森の将来像とその整備(ディスカッション) |
受講時間(基本) 9:30~15:30
(昼食持参)
北雲雀きずきの森駐車場の利用について
利用時間:9時から17時
阪急バスでのアクセス
●阪急電鉄川西能勢口駅から
阪急バスに乗り換え3番.4番.5番乗り場
「南野坂二丁目(4系統 バス所要時間約12分)」から徒歩約5分(約350m)
「萩原台(バス所要時間約6分)」から徒歩約9分(約700m)
「川西明峰高校前(10系統 バス所要時間約6分)」から徒歩約1分(約60m)(運行は平日7.8時台、明峰高校登校日のみ)
バス所要時間は交通状況により変動します。
詳細や最新情報については、阪急バスホームページをご確認ください。
活動団体
北雲雀きずきの森きずな会
北雲雀きずきの森:
所在地:兵庫県宝塚市切畑字長尾山長尾山系の東端(宝塚市の東端)
石切山の麓、川西市との境界 ゴルフ跡地
面積:28ha(1ha=100mX100m)
甲子園球場のグラウンド約21倍の広さ 高低差約100m
古くは万願寺の寺領 石切山は江戸時代火打ち石の産地、
今でも川西市に「火打」の地名
娯楽施設閉鎖後、ハリエンジュが在来樹種を駆逐
《北雲雀きずきの森理念》
「自然を楽しみ・自然を理解し・森の緑環境の手入れを行い、自然を活かした学の場、人と自然の出会いの場として皆で自然を守る」
活動内容
①整備活動:草刈・清掃・倒木処理
②保全活動:駆除木の除伐、貴重な動植物の保護、生物生息環境の保全
③利活用活動:自然環境を活用した遊び、農園活動、伐採木の活用(炭焼・薪利用・工作その他)
④自然体験学習:自然観察会、小中学校・一般の方へ自然体験学習の場提供と情報発信
活動資機材
① 作業に必要な、機材、用具は用意しております。
② 作業着、帽子、手袋、靴などは個人で適した物を用意してください。
保全整備活動日
毎週水曜日と第1、3土曜日と第2,4日曜日
時間:6~9月は8~10時、10~3月は9~11時
自然観察会
毎月第1日曜日の9時から11時30分、参加費100円。
グリーンウッドワーク
毎週月曜日、10時から3時まで。
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北雲雀きずきの森では、地域の皆様との協働により、里山の植生の保全・再生を行っており、緑地の自然環境を活かしながら、市民憩いの場、地域活動の場、環境学習の場として活用されています。
このたび、その機能や魅力をより高め、また多様な生態環境を実現するために必要な環境整備を数年間にわたって断続的に行うことになりました。
北雲雀きずきの森のは宝塚市の公園です。