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経緯
アートガーデン
大石輝一 (洋画家)
大阪・神戸などで作品展を開きつつ、1934年西宮市夙川にアトリエを兼ねる茶房「ラ・パボーニ」を開店。同店は野坂昭如「火垂るの墓」の一節に実名で登場する。若き日の遠藤周作、野坂昭如、小松左京らも集う文化サロンとなった。後年放浪画家山下清も度々訪れた。
美術館の建設予定地として三田市淡路開拓村の小高い丘に土地を入手することとなり、ゴッホ碑に始まり、柳宗悦、ブスケ神父(夙川教会)、ロマン・ロラン、武者小路実篤らを顕彰する詩碑、アポロ11号宇宙船月面着陸の壁画が次々に建立された。
大石は、アートガーデンについて「アートガーデンは芸術的環境を創り、芸術心を養うに適する場、本来の人間生活を求める人々に役立つもの、(中略)複製名画美術館を主体と致しましたことは、架空の八百萬の神々の幻想ではなく、世紀に実在した芸術家の思想、理想、趣味その表現、またロマンのその変貌を知ってもらい、現在から将来の生活の虹のかけ橋を如何にすべきか、を理解するのに最も役立つもの(後略)」と述べている。
蘇る?アートガーデン
大石の亡くなった後、50年余、アートガーデンは竹が繁茂し、もとの豊な里山の面影がなくなりつつある。
かつて「ゴッホの丘」と呼ばれたこの地を、大石の志に学び、再び人々の創造と憩いの場になることを願い、里山林再生を進めている。
直近ブログ
さんだアートガーデン
代表:山口 武宏(NPO法人さんだアートガーデン理事)
設立:令和3年4月21日
会員:60人(森林整備は10人前後)
活動:毎週土曜日午前
設立:令和3年4月21日
会員:60人(森林整備は10人前後)
活動:毎週土曜日午前
※現在整備中につき自由に入ることはできません。
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