クラブの歩み
・平成21年(2009年)
ひとくらクラブ内に、同有志により、公園内の「自然観察の森」の維持・保全を図る
目的で「木曜会」を組織、活動開始
・平成24年(2012年)3月
一庫公園管理運営協議会より、活動団体「ひとくら森のクラブ」として正式に認定、
登録され、同4月より活動開始
・平成25年(2013年)3月
公益財団法人・兵庫園芸・公園協会より感謝状を授与される
・平成27年(2015年)9月 公園内のエドヒガン群落が川西市の天然記念物指定を
受ける。エドヒガン群落の毎木調査参加。
・平成27年(2015年)10月
一庫公園エドヒガン群落天然記念物指定記念「エドヒガン・シンポジウム」
(みつなかホール)にパネラーとして参加。
・平成27年(2015年)12月 「阪神北地域における天然記念物連携シンポジウム」
(有馬富士公園パークセンター) にパネラーとして参加。
・平成29年(2017年)6月
「みどり愛護」の日に「みどり愛護」功労者として、国土交通大臣より、団体表彰を
受ける。
・平成30年(2018年)2月 「生物多様性ふるさと川西シンポジウム」にパネラー
として参加。
体験学習
ひとくら森のクラブでは定期的に環境体験学習イベントを開催しています。また県の「こども北摂里山探検隊」に協力しています。
兵庫県立一庫公園
一庫公園は「日本一の里山」と称される猪名川上流域に位置しています。 全国的に有名な池田炭(一庫炭)の産地でもありました。
公園の自然観察の森として残されたこの里山林は斜面の下部にクヌギ林、中部にコナラ林、上部や尾根にアカマツ林などと環境条件に応じた植物群落を形成しています。また、園内には60本ほどのエドヒガンの自生が確認されていて、その群落は平成27年川西市の天然記念物に指定されました。
クヌギ林は、かって、炭材を得るために植林されたものですが、ダム建設に伴い放置され、その一部は高木化しています。
「森のクラブ」は公園からの委託を受けて平成24年からクヌギ育成、 伐採、炭焼き、林床整備にいたる一連の炭焼き作業と炭焼き体験教室を行っています。