SUN座

さわだに里山楽農倶楽部
自分で野菜を作る喜び、生物多様性に富んだ森を作る喜び   MAP

 特定非営利活動法人 SUN 座は三田市沢谷(関西学院大学神戸三田キャンパス近く)で農作業と里山整備をしている団体です。無農薬の野菜を栽培するあたっては里山林を間伐して出てきた木や枝、葉を堆肥にしています。

 
 戦後暫くまで里山として利用されて来たであろう沢谷集落の裏山を、夏緑高木の林に戻す兵庫方式の里山管理を実施し、季節ごとに訪れ、楽しめる里山再生を目指します。着手前は、倒木などで通り抜け出来ぬ程であった山道も、早くも春のつつじ群落、ヤマザクラの開花、コナラの萌黄色の芽生え、秋の紅(黄)葉が楽しめる穏やかな林間道として再生されつつあります。集落の高齢の方たちからも、「山がきれいになった」との声が掛けられます。
 
(撮影:2023年4月)
 
これから森林整備活動の継続・維持を図ることで、照葉樹・つる・竹・笹で荒れ放題の放置林を、楽しめる里地・里山公園化への再生を図って行きたいと考えます。近い将来、地域の在来種のヤマザクラの植林・再生など実施し、折角残された里山の自然を近隣のニュータウン住民にも開放し、地域コミュニティーの活性化にも役立てることが実現出来ればよいと考えております。
 里山維持管理活動を継続するために、里山の残材・廃材を周辺里地農業の材料として有効活用することが、この活動を続ける原動力となっていると思います。

活動日:毎週 月、水、土の午前9時から11時

入会金:1,000円 年会費:4,000円

問合せ umajirou(a)hyogo.zaq.jp
(a)を@に変えてください。

■活動目的
① 沢谷の当該里山南東端の登山道整備
② 山中のナツツバキ実態調査
③ 里地と里山を一体として維持管理
④ 里山整備産物 (下枝・竹など)を農業資材に活用


NPO法人

SUN座

北摂里山大学で事業報告を行いました

NPO法人SUN座

さわだに里山楽農倶楽部

事業名「沢谷の里地・里山公園づくり」

趣旨・目的  里山が荒廃した最大の原因は山資源の利用価値が低下したことだと思います。
昭和40年代までは周辺の農家や民家が暖房用または炊飯用の燃料として、
あるいは農業用の資材として里山の下枝、間伐材、竹材などを利用しておりました。そのために頻繁に人が山に立ち入り、その結果として立派な里山が長年にわたって維持されていたのだと思います。
私たちはかつてのように里山の産材(柴、間伐材、竹など)を農業に利用することによって、沢谷の里山を蘇らせることができると思ってます。
里山整備には何年もの時間がかかります。途中で息切れせずに活動を続ける
モチベーションを維持するのが、無耕作地農業と一体化した里山利用活動だと思って取り組んでいます。
 近隣の里山を清掃し、竹林を間伐し、蔓や柴を刈り取り、唯一蔓延っている常緑樹を整理します。この活動を継続的に実施することで、出来れば、集落だけでなく、近隣のニュータウンの住民にも楽しんで貰える、里地・里山公園を目指したいと考えています。

 

 

ナツツバキの調査は約16万㎡の全山調査。結構大変でしたが私たちが活動している里山の状況が把握することができました。


里地 (2500㎡・元は耕作放棄農地)で無農薬野菜栽培を行っています。

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